超入門編 投資信託とは 

 
結婚費用に教育資金、老後資金など、どの年代であってもライブイベントに備えてお金はいくらあっても足りません。日々貯金をしておかないと将来が不安ですよね。
 
手取り13万の私は、おそらく同年代の誰よりも大きな不安を抱えていました。50年間月3万貯めても1800万円。一生かけて貯金しても老後の生活に必要な分すら貯金できない。結婚費用も教育資金も何もかも足りない。そんな絶望的な私が、お金の勉強を始めて、将来に少なからず希望を持つことができるようになりました。
 

資産運用との出会い

私はクレジットカードすら持ちたくないと思っていた超保守型でした。資産運用?ギャンブルなんて絶対いや。マイナスにならかもせんなんておそろしい。そう思ってました。
ところが、近頃毎日のように新聞やニュースで目にする投資信託。ニーサ?イデコ?なんだそれ?投資信託っていっても要は株でしょ?こわいから関わらないでおこう。そう思っていたのですが、次第に貯金に対する不安が大きくなり、とにかく一度調べてみることにしました。
するとどうやら、想像していたものとは全く違いました。
 

投資信託って?

初心者でも始めやすい資産運用で、月100円から始めることができます。
投資信託の平均利回りは年3%と言われています。年利3%、複利で運用できれば、50年間月3万でなんと4167万円。
 
もちろん、今後ずっと利回り3%を維持されないかもしれません。当然元本保証もありません。ですが、リスクを取らずに貯金をしていることの方が、危険かもしれません。
 

とはいえ、やっぱり不安。

リスク分散をすることで、不安を解消できます。リスク分散の方法には、ポートフォリオを組む、時間分散する、この2つがメインです。
 

ポートフォリオってなんだ?

金融用語でいうポートフォリオとは、「金融商品の組み合わせ」です。
投資信託の中でいうと、国内債券、外国株式、リートなど、多種多様にあるので、その組み合わせのことになります。
 
債券と株の値動きは反対、リートはその中間です。つまり、債券、株、リートそれぞれ持つことで、たとえ株が下がっても債券が資産を守ってくれるということ。
 

理想は債券40株式60

と、言われています。でも、これって本当かな?昔は確かに債券の利回りが良かったです。しかし今は超低金利時代。この理論はもう古いのでは?
 

実験してみた

楽天証券のチャート比較をしてみました!

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ピンク-日経225 青-東証リート

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ピンク-日経225 青-日本国債3年

( 3つ同時に比較する方法がどうしても分からなくて、見づらくなりました。申し訳ありません)
 
なるほど確かに!日経225と債券は逆の動きをしており、リートは日経の動きに似ているけれども、動きがすこし緩やかで債券の性質も持っているようです。
 
これは確かに、株60債券40で持てば、どちらかが下がってもどちらかが上がるので、リスクが分散されていますね!リートは真ん中。株ほどリスクをとりたくない方におすすめできます。
 

理想が正解か

金融用語でリスクとは、値動きの振れ幅を指します。つまりリスクを分散させるということは、リターンを小さくするということでもあります。アメリカの成長を信じて、それだけにリスクを集中させたことで、大成功した人もいます。

リスク分散を考えるときは、自分の中でどれだけ資産が減っても耐えれるかを基準に考えるといいでしょう。リスクの許容度はその人の生活、性格によって変わります。何が正解かはありません。自分で考え、出した答えが正解です。

 

最後に

 

投資が怖いという人は、投資についてどのくらい知っている方でしょうか?
もしあなたが崖の先にいて、まっすぐ前を向いていたらそれは恐ろしくてたまらないでしょう。すこしの勇気を持って下をのぞいてみてください。恐ろしい底なし谷が待っているかもしれませんし、本当は足がつくほど低くて、その先には素敵な湖が広がっているかもしれません。
なんにせよ、知らないとこわいのは当たり前です。しっかり学び、リスクを知った上で、投資をすることが大切です。